好きっていえなくて・・・
「陽介の弟は、超甘党なんだよ。
自分もたくさん貰ってんに、陽介カラも貰ってんの!!」
愁司君は、ククッと笑いながら楽しそうに話す。
「兄弟ってい−ね。」
何だか、楽しそう。
「だカラさ、ビターのガトーショコラでい−んじゃない??」
「ガトー・・・ショコラ??」
「あぁ、あれならそこまで甘くなんねぇし・・・」
「ぁっ・・・ありがとう、愁司君!!」
「おうよ☆任せとけって♪」
「じゃ、あたし教室戻るね」
「気をつけてね♪」
「ほんと、ありがとう!!」
最後にお礼を言ってカラあたしは、自分の教室に戻った。