好きっていえなくて・・・
side>>>陽介
朝下駄箱で会った玲奈は
手に紙袋を持っていた。
そのあと、呼びだしされた
放課後教室に残っててくれだってさ♪
チョコくれるんだとわかった。
だって今日はバレンタインだし♪
だからすっげぇ楽しみにしてたんだ
キーンコーンカーンコーン
よっしゃ!!HR終った♪
時間がたてばたつほど、教室に
いる人が少なくなっていく。
そして俺oI人になったときだった
カタンッ
「れなっ?!」
玲奈だと思って振り返ったら
そこには安藤がいた。
「陽介ー♪チョコ渡しにきたよ」
はぁ・・・まぢ疲れるな
「いらねぇよ、はやくどっか行って」
「柚木さんがくるから??」
ドクンッ
「―・・だったらなに??」
きっとこの時の俺の声すごく
低かったと思う。
安藤はそれでも怯まずに言った。