好きっていえなくて・・・


「じゃあな?」

「ま、また明日ねッ」

笑顔で両手を大きく振って見送る愁司君に、

「はぁ・・・」

1つため息をついてカラ

「んと・・・馬鹿な奴。」

と呟いた。

「ふふっ」

「なぁに笑ってんの?」

あたしのほっぺをつまんでのばす。

「いひゃあ、いひゃい〜〜〜」

うぅ〜〜〜


やっと解放されは頬は
少しヒリヒリした。


「何か、愁司のトキと、あたしのトキの陽亮が違うな〜って。」


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