好きっていえなくて・・・


どんどん・・・

どんどん陽亮を好きになっていく。



「陽亮〜〜〜」

取り巻きの中カラ、愁司君が陽亮を呼ぶ。

タタッ

馴れたように女の子の間を通り抜け、あたしたちのところに来る。


「愁司か・・・どした?」

「はぁぁぁ・・・どしたじゃないよ陽亮君?
やっぱ忘れてんね・・・」

今回は珍しく、愁司君が呆れ顔。

「何が?」

キョトンッ
とした顔でたずねる陽亮がなんか・・・

「バスケの次は・・・・?」

「あぁ」


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