好きっていえなくて・・・
やっと思い出したのか、大きな声をだす。
「テニスだ・・・」
え・・・・テニス?!
「陽亮・・・?テニス・・・やるの?」
バスケやったのに・・・?
「おうもちろん、応援してくれるよな?」
ニヤッと笑う陽亮がなんか悔しくて、
「あたしいなくても、他の子がたくさんいるじゃん?」
拗ねたように
言いたかったコトを言った。
ピンッ
「ったぁ」
突然おでこをはじかれ、涙目になる。
「玲奈って、本当鈍感。」
はぁっとため息をついて呆れ顔の陽亮。