悪魔と時間
「そんな事でいいのか」
悪魔と名乗る男は、私を抱えると、窓を開けた。
「ちょ、ちょっと待って」
まさかと思いながらも静止する私を無視して窓枠に足をかける。
「・・・・」
言葉にならず、目で訴える私をあざ笑うかのように、窓枠を蹴り空へ身を委ねる。
落ちると思って目を閉じて衝撃に備える。
衝撃に備えたところで、良くて骨折だろう。
悪魔と名乗る男は、私を抱えると、窓を開けた。
「ちょ、ちょっと待って」
まさかと思いながらも静止する私を無視して窓枠に足をかける。
「・・・・」
言葉にならず、目で訴える私をあざ笑うかのように、窓枠を蹴り空へ身を委ねる。
落ちると思って目を閉じて衝撃に備える。
衝撃に備えたところで、良くて骨折だろう。