悪魔と時間
「あれ・・・・」
なかなかこない衝撃に、痺れを切らしてゆっくりと目を開ける。
「お前は飛べないのか?」
「飛べないわよ。普通は飛べないわよ!!」
不思議そうに言う彼に力強く常識を訴える。
「そうか、俺は特別だからな」
悪魔と名乗る男は勝ち誇ったように、私を見つける。
自信に満ちたその顔もかっこよくて、つい見とれてしまう。
そのことは、一生口にしないだろう。
なかなかこない衝撃に、痺れを切らしてゆっくりと目を開ける。
「お前は飛べないのか?」
「飛べないわよ。普通は飛べないわよ!!」
不思議そうに言う彼に力強く常識を訴える。
「そうか、俺は特別だからな」
悪魔と名乗る男は勝ち誇ったように、私を見つける。
自信に満ちたその顔もかっこよくて、つい見とれてしまう。
そのことは、一生口にしないだろう。