悪魔と時間
「そうそう、言い忘れたけど、あんたには危害は加えられないけど・・・」
悪魔は不適に笑うと正樹を見つめる。
「・・・まさか、辞めて」
思わず叫んでいた。
「わぁ」
正樹が大きな声を出して椅子から勢いよく立ち上がる。
「何したの?」
責めるように悪魔詰め寄る。
悪魔は、意地悪く笑う。
「簡単な悪戯だ」
悪魔の手にあるものを凝視した。
「ケーキ?」
それは母がおやつに用意したケーキだった。
モンブランにしようかショートケーキにしようか迷った挙句、正樹がショートケーキが好きだから残しておいた。
そのショートケーキが悪魔の手の中にある。
悪魔は不適に笑うと正樹を見つめる。
「・・・まさか、辞めて」
思わず叫んでいた。
「わぁ」
正樹が大きな声を出して椅子から勢いよく立ち上がる。
「何したの?」
責めるように悪魔詰め寄る。
悪魔は、意地悪く笑う。
「簡単な悪戯だ」
悪魔の手にあるものを凝視した。
「ケーキ?」
それは母がおやつに用意したケーキだった。
モンブランにしようかショートケーキにしようか迷った挙句、正樹がショートケーキが好きだから残しておいた。
そのショートケーキが悪魔の手の中にある。