悪魔と時間
悪魔を隠すために奔走していた事を聞き悪魔は腹を抱えて笑った。


「ちょっと静かにして!」


笑い転げる悪魔に注意を促した。


今までは、聞こえなかったとしても、すでに契約は成立してしまった。


不思議と契約したことに悔いはないが、これから生涯隠し通せるはずもなく、家族にどうやって説明しようか悩む。
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