G R E E N


きっとミーティングでもみんなで話し合ったからだろうか。

『今日からまた頑張るよ。電話くれてありがとうね。』

そう言った君の声は弱々しかったけれど、前を向くように凛としていたんだ。

私がいつも見つめていたその先にあった、広くて大きな背中が浮かんだ。


「これからも傍で応援させてね。亮平君には明菜がいるから大丈夫だよ、きっと。」

『そういえば、あの二人付き合いだしたんだよな!まぢびっくりだけど、よかったよ〜♪』


そう話すミヤ君の声は明るかった。

ミヤ君もリィのことを知っていたから、心のなかでは心配してたのかな。


そこからは亮平君と明菜のことをきっかけに明るい話題になった。




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