G R E E N
いつまでも大切な人
修学旅行から戻って数日。
リィとはあれから、毎日何気ないことをメールでやりとりをしている。
リィのことはあまり人に話すわけにもいかず、明菜も真紀に任せていたから私はミヤ君にだけ、相談していた。
ミヤ君にはつい何でも話してしまうんだ。
私が大切にしたい人を、ミヤ君も大切に思ってくれる。
それは出会ったんだ頃からのミヤ君の変わらないところだった。
だからこそ、何でも話せたんだ。
それでもいつも『いつでも聞くから。』と言ってくれるミヤ君は本当に優しいと思う。
私は時間が経つほど、一緒にいればいるほどミヤ君を好きになってく。
リィにヒロの話しを改めてしたことで、完璧に心の整理がついてた。
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