G R E E N


……………………


そう、だからミヤ君はきっとわかってくれる。

ミヤ君がそう言ってくれたから、今、わたしはヒロの心配をできる。



私が意見を言った後、隣にいたミヤ君が口を開いた。


『まっ俺は別れたほうがいいと思うけど、ヒロはどーせ別れらんないんでしょ?そしたら、ちゃんと喧嘩なり、なんなりして話し合ったら?俺は別れたほうがいいと思うけどね♪』


そう言って、少し私のほうを見て微笑んでくれた。


あぁ…やっぱりわかってくれてるんだなぁ。



今、わたしがヒロを目の前にして落ちついて話せるのも、
ヒロと美穂ちゃんについて、話していられるのも、

…全ては君が隣にいてくれるからなんだよ。





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