G R E E N
公園のベンチに二人で腰をかける。
「今日も疲れたね〜。」
『俺は動いてないから、そうでもないけどね。』
「…そっかぁ。やっぱ足…痛い?」
『別に、』
「そうなんだぁ。」
『………。』
やっぱり…、この空気は変わらないのかな。
何だか、どうしたらいいのかわかんないよ。
まず、どうしてこうなっちゃったたわけ?
何で何も言ってくれないの?
…でも、臆病な私は思ってることも正直に言えなかった。
言って、重いとかウザいって思われるのが恐かった。
ミヤ君がどんな想いでいるかなんて考える余裕もなかった。
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