G R E E N
止められない変化
次の日、早速真紀と明奈にミヤ君の話をする。
正直、新しい恋を少し期待していたこと。
しかし、ミヤ君はやはり友達としか思えなくてヒロの相談にのってもらったこと。
二人は真剣に耳を傾けてくれた。
『そっかー。ミヤ君見かけによらずイイ奴じゃん!』
「ミヤなら、蒼と気が合うと思ったよ♪男の子の意見も聞けるし、いい機会なんじゃない?」
『そだねー蒼は知り合いは多いけど、友達少ないからね 笑』
「確かにー!蒼は顔だけは広いのにね 笑」
そう、私はすぐ仲良くなれるんだけど、本当に心から信頼して付き合える友達は少ない。
でも、その数少ない友達はみんなイイ子ばっかりで、いつも助けられているんだ。
だから、すぐに全てを話すことのできたミヤ君はすごく珍しいんだ。
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