G R E E N



『ミヤ!最近どうなんだよ!?イイ感じの子とかいないの?気になる子とか!』

「いきなりなんだし!いたとしても、亮平には言わないし♪」




………!


思わず、私と真紀は顔を見合わせた!

隣で話してるのは、ミヤ君じゃないか!
一緒にいるのは、サッカー部キャプテンの亮平君のようだ。


私と真紀は目で無言の会話をして、耳を澄ませた。





『そんなこと言って、お前毎日メールしてるらしいじゃん?どんなメールしてんの?見せろよ!』

「えっ!何で知ってんの!?」

『ミヤが自分で言ってたんじゃん!「部長からメールだ」とか「まぢメールうけるんだ♪」とか!』

「やべ!そんなこと言ってたっけ!?」

『言ってたし!ほら、だから見せてごらん♪』

「亮平には絶対見せない!まぢ勘弁だわ〜」







.
< 49 / 255 >

この作品をシェア

pagetop