G R E E N
『ミヤ!最近どうなんだよ!?イイ感じの子とかいないの?気になる子とか!』
「いきなりなんだし!いたとしても、亮平には言わないし♪」
………!
思わず、私と真紀は顔を見合わせた!
隣で話してるのは、ミヤ君じゃないか!
一緒にいるのは、サッカー部キャプテンの亮平君のようだ。
私と真紀は目で無言の会話をして、耳を澄ませた。
『そんなこと言って、お前毎日メールしてるらしいじゃん?どんなメールしてんの?見せろよ!』
「えっ!何で知ってんの!?」
『ミヤが自分で言ってたんじゃん!「部長からメールだ」とか「まぢメールうけるんだ♪」とか!』
「やべ!そんなこと言ってたっけ!?」
『言ってたし!ほら、だから見せてごらん♪』
「亮平には絶対見せない!まぢ勘弁だわ〜」
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