G R E E N
夏の思い出
明奈とファミレスを出て、公園に移動する。
学校から家の近い亮平君はすぐに来た。
考えてみれば、亮平君とちゃんと話すのも初めてかも。
『よっす!明奈久しぶり!蒼も一学期ぶり?!』
…いきなり、呼び捨て 笑
何か亮平君は見た目通り人懐っこくて、話しやすそうだから、大丈夫な気がしてきた。
亮平君の人柄なのか、3人で話していても、何の違和感もなく楽しかった。
明奈と亮平君は一年の頃にクラスが隣で仲良くなったらしく、放課後にみんなで遊んだりしていたらしい。
その話の中にはミヤ君がたびたび登場して、私の知らない一年生の頃のミヤ君にまでドキドキしてしまった。
…今から、ミヤ君が来るんだ。
なんかやっぱ改めて、自分から呼ぶとか大胆なことしちゃったんだな。
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