G R E E N


私が着替えてる間、真紀は勇樹に電話をして何か話していた。

『蒼!勇樹がさっきミヤ君見つけたから、探して来てくれるって!』

「あっ、ありがとう。」


私が着替え終わって廊下に出るとちょうど勇樹が来た

『蒼!すれ違うとまずいからお前はここにいろ!んな泣きそうな顔すんな!』

そう言い残して勇樹は走っていってしまった。


ミヤ君に会えるのか…そんな不安でわたしは泣きそうだったけど、真紀と勇樹を信じて待つことにした。


残り時間はあと50分。




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