まんがみたいな恋なんて
ピロロロロロ
携帯が鳴ったかと思ったら、あたしのじゃなくて美依のだった。
「…ちょっとでてくる」
そう言って、美依は携帯片手に歩いていった。
…美依とは普段、ケッコー仲のいい1姉としては、きっと彼女は男から電話がきたんだろう。
そうに違いない、と、あたしは確信した。
ロングヘアーで、サラサラの髪の毛。
とってもスタイルのいいワケじゃないけど、どこか可愛げのある顔立ち。
そしてなにより、モテキャラである、我が妹…。
これだけは、嫌でも思い知らされる。
実際美依は、今までケッコーな数の男と付き合ってきたはず。
別にあたしが誰と付き合いたいってワケでもないんだけどね?
だけど正直…フクザツなのだ
携帯が鳴ったかと思ったら、あたしのじゃなくて美依のだった。
「…ちょっとでてくる」
そう言って、美依は携帯片手に歩いていった。
…美依とは普段、ケッコー仲のいい1姉としては、きっと彼女は男から電話がきたんだろう。
そうに違いない、と、あたしは確信した。
ロングヘアーで、サラサラの髪の毛。
とってもスタイルのいいワケじゃないけど、どこか可愛げのある顔立ち。
そしてなにより、モテキャラである、我が妹…。
これだけは、嫌でも思い知らされる。
実際美依は、今までケッコーな数の男と付き合ってきたはず。
別にあたしが誰と付き合いたいってワケでもないんだけどね?
だけど正直…フクザツなのだ