サルビア
part4
あたしを産んだ人
エリが飛田で働き初めて、1週間ほどが経った。
皮肉にも、エリは前よりも仕事のあがりが早くなった為、夜家で一緒に過ごす時間は多くなった。
2人でビールを飲みながら過ごしている時、あたしはエリに聞いた。
「仕事慣れた?」
「ん…やっぱ慣れへんなぁ。
前はお客さんと話したりすんの、楽しかったりしたけど。
今は苦痛やったりする…」
あたしはびっくりした。
エリの事やから、「大丈夫!」って、笑って答えると思っていたから。
でもそうやんな。
エリは好きな人としか、エッチしたくないって、前に言ってたし。
「じゃあやめえや。
そんなん続けてたら、いつか体にも心にもガタがくるで」
エリは困ったような顔で笑って、「もうしばらく…落ち着いたらやめるから…」と言った。
「そんな涼のとこで使てんの?」
「ん…未収してもうてんか…」
「そんなん、エリだけが悪いんちゃうやん?
逃げる訳ちゃうねんから、待ってもらい~や!」
「ん…考えとくわ…」
皮肉にも、エリは前よりも仕事のあがりが早くなった為、夜家で一緒に過ごす時間は多くなった。
2人でビールを飲みながら過ごしている時、あたしはエリに聞いた。
「仕事慣れた?」
「ん…やっぱ慣れへんなぁ。
前はお客さんと話したりすんの、楽しかったりしたけど。
今は苦痛やったりする…」
あたしはびっくりした。
エリの事やから、「大丈夫!」って、笑って答えると思っていたから。
でもそうやんな。
エリは好きな人としか、エッチしたくないって、前に言ってたし。
「じゃあやめえや。
そんなん続けてたら、いつか体にも心にもガタがくるで」
エリは困ったような顔で笑って、「もうしばらく…落ち着いたらやめるから…」と言った。
「そんな涼のとこで使てんの?」
「ん…未収してもうてんか…」
「そんなん、エリだけが悪いんちゃうやん?
逃げる訳ちゃうねんから、待ってもらい~や!」
「ん…考えとくわ…」