俺.AND.ROID


「ふぅ~」


俺とアンドロイドちゃんはやっとのことでうちまでたどり着いた。


俺は1人暮らしだ。


もちろんこうやって女の子を連れ込むために高校を卒業すると同時に家を出たわけで…


って!!!


見るとアンドロイドちゃんがいきなり着ていた白いTシャツを脱ぎ始めたではないか。



「ちょぉっと待って!なんで脱ぐの!?」


「あ、濡れてしまったので」


「うち入ってから脱ぎなよ!誰か見てるかもよ?」



俺とか…



アンドロイドちゃんは辺りを少し気にして



「それもそうですね」



と言って半分脱ぎかけたびしょ濡れのTシャツを元に戻した。


俺は急いで鍵を取り出して、とうとうアンドロイドちゃんを俺の部屋に入れることに成功した。




それにしてもさっきのはビックリだ。


一歩間違って全部脱いじゃったらさすがに普通の男なら引くかもな。



ま、俺はそういうの嫌いじゃないが。


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