俺.AND.ROID
あの子がコンビニでバイトを始めてから今日で4日目だ。
俺はアンドロイドと呼ばれるその子をじっと見つめた。
高校生だったとはね…
俺にはその子がもっと年上に見えた。
今日は珍しくメガネをかけていて、それがまたよく似合う。
彼女のエロチックな匂いが俺を誘っているようだ。
「おーい、高校生相手に何発情してんだぁ?」
ニヤリと笑いながら、俺の目の前でわざとオーバーに手を振る昴。
お前だって高校生相手に数え切れないくらいシてるだろが。
「なんでアンドロイドってあだ名なんだ?」
俺は昴の腕を掴んで正面の振り子運動を止めさせた。