恋愛日和 feat.ナナ ~ナナの想い~
ユリの部屋の中で。
ユリと私はベッドを背もたれにしながら。
二人並んで座っていた。
さっきの症状は・・・、つわり。
妊娠したのかもしれない。
頭の中が真っ白になって。
私はただただ呆然と、身動き出来ずにいた。
ユリはそんな私に、なにかを言って。
部屋を出て行ったのは、いいのだけれど。
ユリがなにを言ったのか。
そのときの私には、全然聞こえていなかった。
ただ、すぐに戻って来たユリの手の中には、妊娠検査薬が握られていて。
近くの薬局に、買いに走ったということだけは分かった。
呆然としている私に、ユリはそれを渡すと。
私は促されるまま、それを試し。
判定結果は、当然のように。
“陽性”
妊娠の可能性あり、というものだった。
ユリと私はベッドを背もたれにしながら。
二人並んで座っていた。
さっきの症状は・・・、つわり。
妊娠したのかもしれない。
頭の中が真っ白になって。
私はただただ呆然と、身動き出来ずにいた。
ユリはそんな私に、なにかを言って。
部屋を出て行ったのは、いいのだけれど。
ユリがなにを言ったのか。
そのときの私には、全然聞こえていなかった。
ただ、すぐに戻って来たユリの手の中には、妊娠検査薬が握られていて。
近くの薬局に、買いに走ったということだけは分かった。
呆然としている私に、ユリはそれを渡すと。
私は促されるまま、それを試し。
判定結果は、当然のように。
“陽性”
妊娠の可能性あり、というものだった。