塵籠=日次記=
久しぶりの江戸。

江戸と言いたい気分なのは、皇居にいたからです。

宮内庁式部職楽部の秋の定期演奏会を聞きに行っておりました。これは一般の国民も往復ハガキでの抽選に申し込み、当選すると無料で聞ける、日本最高峰…というか世界最高峰の雅楽に接する事ができます。

わたしは三年目にして漸く初当選致しました。

今年は天皇陛下即位20年記念ということで、普段とは違って、一部も二部も舞楽という構成。

先日のここにも書きましたが、めでたい席で必ず天覧で演じられる「太平楽」メインの演奏会でした。


土曜日。
招待券を幸運にも頂けたので、一回目の観覧。
余りに素晴らしくて…惚れた☆

甲冑をつけて、鉾を手にもち、腰には刀。メインの舞のところでは、抜刀して、円になり、ぐるぐると楽に合わせて舞うのですが、それがもう…かっこいいのなんの!四人の舞で、一ろう(漢字が出ません)が一番上、四ろうが一番目下なんですが…三ろうと四ろうがそのせいで若手だったので、重い甲冑をつけての舞でも乱れることなく1時間近く舞いきって素晴らしい出来。

その後、伺った飲み会で四ろうの方とご一緒させて頂いて…いやもう…カッコよ過ぎたので、テンパってしまって…まともに会話出来ませんでした><

けど、すごく真面目で誠実で純朴な感じが…沖田さんみたい…とか言っちゃっていいですか!!年齢も沖田さんが新選組にいた頃とかぶりますので☆

萌え萌えな江戸。

皇居も初めてでしたが、ここが江戸城だったのだと思うと…感慨無量。

楽部の前の植え込みに生えた巨木は樹齢は軽くン百年。大奥のあった場所ですので…歴史の様々な模様を見てきたんでしょうねぇ。和宮さんとか…。

日曜日の演奏会も素晴らしく(金曜日から三日間、一日二公演で催されます)、終演後はしっかり沖田さ…じゃなくて、四ろうさんにご挨拶に伺いました。袴姿になってらっしゃいましたが…素敵でした。

またお会い出来るよう、頑張って働こうっと!
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