危険中毒
「ビジネスのルールは
破ってもらっちゃ困る。
今後、斡旋できなく
なるからな。」

サタンは何も言わない。

そりゃそうだろう。

商法として間違った事は
言っていない。

「今回の件は、
これでチャラだ。

俺は、研修期間の商品に
キズをつけられ、
お前は、キズつけた
ペナルティを払った。

気が向けば、また、
依頼をくれ。
人材を斡旋するぜ。」


そう、言いおいて、
ちょうど、意識が戻った
モニカを連れ、
部屋を後にした。


 
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