危険中毒
LEVEL7-4th.STAGE
けたたましい警報が
鳴り響く。
「何?!」
スピーカーから
避難を促すガイダンスが
間をおかずに流れ続ける。
さっきまで
アイツが話していた
スピーカは
非常放送設備が
独占している。
モニターの映像も
一瞬歪みが入ったあと
再び途絶えた。
室内の照明も落ちて行く。
・・・モニカ?!
瞬時に、チャンスだと悟る。
電気回路が絶たれている。
今なら、完全に
停止できる。
制御盤を探して
走りだした。
「ゾラ!聞こえるか?!」
『ああ!終わったか?!』
「いや、まだ。
リディアが、
非常設備に切り替えた。
それより、
高炉のコントローラーは
どこにある?!」
説明は後だと、
こちらの用件を投げる。
『ああ、それなら・・・』
ヤツの指示に従い、
高炉の運転を
停止させた。
あとは
アイツを
探すだけだ。
ジューンを。
警報の鳴り響く中、
エンジンの唸りと、
ブレーキ音がきこえた
気がした。
俺は、気配のする方向を
振り返った。
鳴り響く。
「何?!」
スピーカーから
避難を促すガイダンスが
間をおかずに流れ続ける。
さっきまで
アイツが話していた
スピーカは
非常放送設備が
独占している。
モニターの映像も
一瞬歪みが入ったあと
再び途絶えた。
室内の照明も落ちて行く。
・・・モニカ?!
瞬時に、チャンスだと悟る。
電気回路が絶たれている。
今なら、完全に
停止できる。
制御盤を探して
走りだした。
「ゾラ!聞こえるか?!」
『ああ!終わったか?!』
「いや、まだ。
リディアが、
非常設備に切り替えた。
それより、
高炉のコントローラーは
どこにある?!」
説明は後だと、
こちらの用件を投げる。
『ああ、それなら・・・』
ヤツの指示に従い、
高炉の運転を
停止させた。
あとは
アイツを
探すだけだ。
ジューンを。
警報の鳴り響く中、
エンジンの唸りと、
ブレーキ音がきこえた
気がした。
俺は、気配のする方向を
振り返った。