危険中毒
実際、かなりヤバイが。
かろうじて、
保つ意識の事
さっきからの会話等は
飛び飛びで
肝心な所を
聞き漏らしていないか
内心焦っている。
「要らなくなれば
始末してますから。
コレは、次の候補ですよ。
お返しいただけますか?
父上。
まだ、私好みに
調教している
最中なので。」
「ふん。
また、クレイジーな殺り方で
始末するんだろうが。
何を、『マリア』に
執着するんだかな。」
何かが被さる感覚に
眉間にシワを寄せる。
「ソイツは置いていけ。
私の私邸だ。
間違いがあっちゃ困る。」
サタンは、
私も連れて行こうとして
止められたのだろう。
抱きあげかけた体が
床に戻された。
「監禁しておいたのに
脱出するようなオンナですよ?
拘束した方がよいのでは?」
サタンが、男に向かい
このまま放置する
危険性を述べる。
「レオ。
わかっているだろう?
セキュリティは、
我が手中だ。」
「・・・はい、父上。」
サタンは、私の耳元に
唇を埋めて
その皮膚を吸い上げた。
かろうじて、
保つ意識の事
さっきからの会話等は
飛び飛びで
肝心な所を
聞き漏らしていないか
内心焦っている。
「要らなくなれば
始末してますから。
コレは、次の候補ですよ。
お返しいただけますか?
父上。
まだ、私好みに
調教している
最中なので。」
「ふん。
また、クレイジーな殺り方で
始末するんだろうが。
何を、『マリア』に
執着するんだかな。」
何かが被さる感覚に
眉間にシワを寄せる。
「ソイツは置いていけ。
私の私邸だ。
間違いがあっちゃ困る。」
サタンは、
私も連れて行こうとして
止められたのだろう。
抱きあげかけた体が
床に戻された。
「監禁しておいたのに
脱出するようなオンナですよ?
拘束した方がよいのでは?」
サタンが、男に向かい
このまま放置する
危険性を述べる。
「レオ。
わかっているだろう?
セキュリティは、
我が手中だ。」
「・・・はい、父上。」
サタンは、私の耳元に
唇を埋めて
その皮膚を吸い上げた。