危険中毒
「クソッ・・・
血が足りねぇ」
立ち上がろうと
しただけで
目の前が暗くなる。
そのまま、
壁面に背もたれ
表示パネルに
ボーッと、眼をやった。
無意識に触れた腹部に
ゴツゴツした感触がする。
銃か?
その感触から
物品を認め
探りだす。
俺の銃は
サタンが
没収したはずだ。
踏まれた指が
変色している。
動かせば激痛が走るが
飛ばされてないだけ
まだマシだ。
アノ男
随分と、薬に
依存していた・・・
禁断症状がでたのか
俺の始末さえ
まともにせず
姿を消し去って
しまった。
本来なら
有り得ない事で
俺は、
この状況で、
生きている
ハズがなかった。
この銃は
手にとった武器を
にぎりしめる。
モニカの銃
『コブラ』
キムが最初に与えた
この銃を
彼女は、いつも
お守りの様に
身につけていた。
血が足りねぇ」
立ち上がろうと
しただけで
目の前が暗くなる。
そのまま、
壁面に背もたれ
表示パネルに
ボーッと、眼をやった。
無意識に触れた腹部に
ゴツゴツした感触がする。
銃か?
その感触から
物品を認め
探りだす。
俺の銃は
サタンが
没収したはずだ。
踏まれた指が
変色している。
動かせば激痛が走るが
飛ばされてないだけ
まだマシだ。
アノ男
随分と、薬に
依存していた・・・
禁断症状がでたのか
俺の始末さえ
まともにせず
姿を消し去って
しまった。
本来なら
有り得ない事で
俺は、
この状況で、
生きている
ハズがなかった。
この銃は
手にとった武器を
にぎりしめる。
モニカの銃
『コブラ』
キムが最初に与えた
この銃を
彼女は、いつも
お守りの様に
身につけていた。