危険中毒
「ぐはぁああっ・・・」


引っ掻くように
尻から手を離されたと同時に
声と息を一気に吐き出す。

尻に熱を帯び、
全身からは汗が噴き出す。

「要約反応してきたな。」

奴は、私の苦しみ様を
愉しくて堪らないというように
クツクツ含み笑いを浮かべ

調度、目の前に
突き出す形となった
乳首に舌を這わせた。


「ウッ!!」

全身が悲鳴をあげる



胃液を



そのまま

吐き出した。


涙がとまらず、
嘔吐を繰り返す。


一瞬、目の前で
状況が把握できず
固まっていたオトコも

吐きかけられたものを
認識した瞬間


その形相を変貌させた。


更に
醜悪な表情となった
そのツラは
プレジデントの見る影もなく


私は、オトコを汚した
罰として、
汗と涙と胃散で
グチャグチャになった顔を
何度も何度も殴られた



やがて、口内に
ヌメリと血液のニオイが
充満しだしたけど


もう

助けを求める
気力もなかった。



 



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