危険中毒
「じゃあ、私、
先にいくわね。」
ひとしきり、無線の扱いや、
チャンネル機能の説明を受けて
リディアは、たちあがった。
「リディア、やっぱり、
付いていこうか?」
「大丈夫よ。
アポの時間、あるんでしょ?」
「まあな・・・。」
万一に備えて、
発信機も体内に埋め込んで
あるんだがな・・・。
「大丈夫よ。ルールも守るし、
今日のところは、脱走もしない。」
彼女は、
革のライダースジャケットを、
着ながら言った。
「あたりまえだろ。
大体、すぐに見つけられる。
その時は、この間程度の
罰で済むと、思うなよ。」
「わかってる。」
「なあ。」
彼女は無言で振り向く。
「多分、
お前の想像を
絶する事ばっか起こるぞ・・。
だが、アイツには、
何も、聞くなよ。
聞きたい事は、
俺か、ゾラ、
どちらかに聞け。」
「了解。」
そういって、彼女は、
一瞬、何かを考える様に黙り、
再び口を開いた。
「この服・・って、さ。
『モニカ』の・・?」
「え?ああ。
そんなセクシーな格好で、
勤まると思うか?」
先にいくわね。」
ひとしきり、無線の扱いや、
チャンネル機能の説明を受けて
リディアは、たちあがった。
「リディア、やっぱり、
付いていこうか?」
「大丈夫よ。
アポの時間、あるんでしょ?」
「まあな・・・。」
万一に備えて、
発信機も体内に埋め込んで
あるんだがな・・・。
「大丈夫よ。ルールも守るし、
今日のところは、脱走もしない。」
彼女は、
革のライダースジャケットを、
着ながら言った。
「あたりまえだろ。
大体、すぐに見つけられる。
その時は、この間程度の
罰で済むと、思うなよ。」
「わかってる。」
「なあ。」
彼女は無言で振り向く。
「多分、
お前の想像を
絶する事ばっか起こるぞ・・。
だが、アイツには、
何も、聞くなよ。
聞きたい事は、
俺か、ゾラ、
どちらかに聞け。」
「了解。」
そういって、彼女は、
一瞬、何かを考える様に黙り、
再び口を開いた。
「この服・・って、さ。
『モニカ』の・・?」
「え?ああ。
そんなセクシーな格好で、
勤まると思うか?」