麗しのﾜｲﾙﾄﾞ ﾋﾞｰｽﾄ

フルフルと首を振ってる京平…。



本当か？



「俺は遊び人になるんだ」

「意味わかんねぇんだけど」

「だって女なんか出来ねぇし。目指せ合コンキング!!」



そうスか。



俺はたいして他の女に興味ねぇけど。



愛だな愛。



「俺も腹減った」

「あたしもういらない!!ってかこれ、虎君にやってってもらったんだけどね」

「じゃあ食うなよ…」

「やけ食いしたかったんだもん…」



俺はそんな林檎を食いたい。



キャワイイ林檎チャン…。



「あの人!!買いたい…です…」



その声が聞こえたのはタコ焼きを３個食いしてる時。



確実に俺を指差してる…。



今回はちょっと違うタイプ…。



「虎之助君お買い上げ～」

「今メシ中!!」

「ダブりたくなきゃ稼げ!!」



なんか今日はやけにみんな強気だな…。



ぶっ飛ばすぞおめぇら。



「行きましょう!!」

「ちょっ、腹減ってんだって」

「あたしが奢りますから!!」



見た目より強引な女に引きずられるように強制デート開始…。