麗しのワイルド ビースト
無事に修学旅行を終えたあたし達は縺れ合うようにベッドの上…。



「早く脱げ。限界だ」

「きゃぁぁぁ!!あたしも限界っ!!」

「珍しいじゃん?」

「いっぱい可愛がってね?」

「生意気…」



もうガブッと食べちゃって?



嬉しくて仕方ないの…。



やっぱりこっちの虎君の方が好き…。



修学旅行の疲れなんか吹き飛ぶくらい虎君に溺れた。



あたしをお腹いっばい食べた虎君は満足げにキッチンに立ってる。



パンツ姿久しぶりに見た~…。



「なんにも入ってねぇじゃん」

「だって旅行行くから冷蔵庫の中空っぽにしたんだもん」

「飲み物もねぇ」

「ん~…眠い…」

「おい、買ってこい」



あぁ、面白い…。



元に戻ったと思えばすぐこれだ…。



「あたし眠い…」

「起きろコラ」

「やだぁ~!!買い物行かない~!!」

「行け」

「ご褒美は?」

「そういやクリスマス近いなぁ~」

「行ってきます!!」



虎君におねだりできるチャンスです!!



< 199 / 518 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop