麗しのワイルド ビースト
そうだよね…。
長年暮らしてた土地を離れてこっちに来たんだもん…。
友達は沢山いるはずだ…。
「虎君の友達ってどんな人?」
「京平とか翠みたいなヤツら。日本人学校行ってたからハーフとか多いし」
「そうなんだ!!いつか会ってみたいなぁ~」
「お前の写真は送ったぞ」
「な、なんですと?」
「修旅ん時のとか一緒に撮ったヤツ」
「反応が恐ろしいっ!!」
「チビ、だって」
『カワイくない』とか『吊り合ってない』とか言われてるんだぁ~…。
ごめんね虎君…こんなチビっ子で…。
でも一応紹介してくれてることが嬉しかった。
そんな嬉しい気持ちに浸ってたのに…。
「おじ様、私、虎之助さんのお嫁さんになりたいです」
のぞみチャンが爆弾投下。
一瞬みんな固まってから口を開いたのはお父さん。
「そ、それは虎之助が決めることだから…」
「政略結婚でもいいですよ?」
「それだけはさせたくないって思ってるんだよのぞみチャン」
よ、よかった…。
あたしも負けてらんない!!
長年暮らしてた土地を離れてこっちに来たんだもん…。
友達は沢山いるはずだ…。
「虎君の友達ってどんな人?」
「京平とか翠みたいなヤツら。日本人学校行ってたからハーフとか多いし」
「そうなんだ!!いつか会ってみたいなぁ~」
「お前の写真は送ったぞ」
「な、なんですと?」
「修旅ん時のとか一緒に撮ったヤツ」
「反応が恐ろしいっ!!」
「チビ、だって」
『カワイくない』とか『吊り合ってない』とか言われてるんだぁ~…。
ごめんね虎君…こんなチビっ子で…。
でも一応紹介してくれてることが嬉しかった。
そんな嬉しい気持ちに浸ってたのに…。
「おじ様、私、虎之助さんのお嫁さんになりたいです」
のぞみチャンが爆弾投下。
一瞬みんな固まってから口を開いたのはお父さん。
「そ、それは虎之助が決めることだから…」
「政略結婚でもいいですよ?」
「それだけはさせたくないって思ってるんだよのぞみチャン」
よ、よかった…。
あたしも負けてらんない!!