麗しのワイルド ビースト
そんなつまらない妄想ばっかり膨らんでしまう今日この頃…。
帰国の日程もわかんないし…。
もうあたし虎君いなくて干し林檎になるからねっ!!
そう思いながら虎君が好きなチョコを手に取った時だった。
「川崎さん?」
少し高めの男の人の声に振り向くと、名前を忘れた人がカゴを持って立ってた。
たぶん同級生…。
でもこんなカワイイ人いたっけ?
同窓会ではあんまり話しとかしないまま帰ったから…。
「やっぱり川崎さんだ!!俺、柳(ヤナギ)!!覚えてるかな…」
柳…柳…柳?
まさかあの生徒会長だった柳君!?
「お、覚えてる…。変わったね!!」
「川崎さんほどじゃないよ!!カワイくなったなってみんな言ってたし」
「柳君は確かメガネ…」
「コンタクトにしたんだ。買い物?」
「うん!!柳君も?」
この人は平気…。
あたしをバカにしたりイジメたりしなかったから…。
帰国の日程もわかんないし…。
もうあたし虎君いなくて干し林檎になるからねっ!!
そう思いながら虎君が好きなチョコを手に取った時だった。
「川崎さん?」
少し高めの男の人の声に振り向くと、名前を忘れた人がカゴを持って立ってた。
たぶん同級生…。
でもこんなカワイイ人いたっけ?
同窓会ではあんまり話しとかしないまま帰ったから…。
「やっぱり川崎さんだ!!俺、柳(ヤナギ)!!覚えてるかな…」
柳…柳…柳?
まさかあの生徒会長だった柳君!?
「お、覚えてる…。変わったね!!」
「川崎さんほどじゃないよ!!カワイくなったなってみんな言ってたし」
「柳君は確かメガネ…」
「コンタクトにしたんだ。買い物?」
「うん!!柳君も?」
この人は平気…。
あたしをバカにしたりイジメたりしなかったから…。