麗しのワイルド ビースト
そして当たり前のように虎君は音信不通…。



もう31日になっちゃったよ…。



「海里、あのさ…」

「お邪魔してます」

「か、彼女さんっ!!」

「始めまして、初(ウイ)です!!」



名前もちょっとカワイイ…。



相当美人…。



「なんだよ林檎…」

「あっ…と…31日の0時前はなにする予定かなって…」

「は?ソレ聞きてぇの?」

「い、いいっ!!聞かないっ!!邪魔してごめんね初チャン!!」



あの顔、絶対エロいこと考えてるよ…。



しかもなんで海里の部屋薄暗いの?



いつからそんな子になったのかしら…。



いや、海里はあたしより大人か…。



もうどうしたらいいのぉ~…。



雪が降り始めた外を見ながら柳君のことを考えた。



もし待ってたら…。



凍死しかねないこの寒さ…。



絶対ヤバイ…。



少しくらい会いに行くのはいいよね?



すぐ帰るからね!!



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