麗しのワイルド ビースト
片手に抱えた枕と少し寝癖のついてる髪…。



俺のトレーナー1枚だけを着て出て来たこのアホ。



「3秒で着替えて来い…」

「だ、誰っ!?」

「さっさと着替えて来いっ!!」



バタンッと勢いよくドアを閉めた林檎はどう見てもタメには見えなくて…。



あれじゃ小学生の寝起きみたいだ…。



「ロリコン…」

「ちげぇよバカ!!タメだタメ!!」

「すっげぇ小さかった…」

「150ねぇから…」

「「ロリコン…」」



確実に林檎はコイツらの恋愛対象から外れた模様。



あれでもちょっとモテんだからな…。



「な、なんて言えばいいの!?Nice to meet you…?だっけ!?」

「日本語イケっから普通に日本語でしゃべっていいっス…」

「そうなの!?初めまして!!川崎 林檎です!!」



最近林檎のマイブームのおだんご頭にみんなくぎづけだ…。



俺的にソレ、超カワイイ…。



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