麗しのワイルド ビースト
しょげてばっかりじゃ虎君が気にする。
そう思って朝から元気に接した。
「超寝てぇ…。まだ寝てぇ…。相当寝てぇ…」
「学校行こうよぉ~!!学校で寝たらいいじゃん!!出席日数ヤバいんだし!!」
「もうヤダ…」
そう言った虎君はあたしの右手にリストバンドをくれた。
左手には虎君がいつも着けてるブレスレット…。
「休んでもよくね?」
「ヤダ!!行く!!ダブったらどうすんの!?」
「気合い出すからチューしろチュー…」
「んっ!!」
軽くしたキスで家を出た。
手を繋いで引き寄せるようにピッタリ寄り添うあたし達。
虎君が気を使ってるのがわかる…。
そして学校に着いた時だった。
派手な黒塗りの高級車から現れた昨日の男ふたり…。
ヤダ…怖い…。
ササッとあたしを後ろに隠した虎君は動揺することなく前方の男達を見つめた。
「悪かった!!」
「…………」
「なぁ、本当に悪かった…。だから…」
なんで…謝罪…?
そう思って朝から元気に接した。
「超寝てぇ…。まだ寝てぇ…。相当寝てぇ…」
「学校行こうよぉ~!!学校で寝たらいいじゃん!!出席日数ヤバいんだし!!」
「もうヤダ…」
そう言った虎君はあたしの右手にリストバンドをくれた。
左手には虎君がいつも着けてるブレスレット…。
「休んでもよくね?」
「ヤダ!!行く!!ダブったらどうすんの!?」
「気合い出すからチューしろチュー…」
「んっ!!」
軽くしたキスで家を出た。
手を繋いで引き寄せるようにピッタリ寄り添うあたし達。
虎君が気を使ってるのがわかる…。
そして学校に着いた時だった。
派手な黒塗りの高級車から現れた昨日の男ふたり…。
ヤダ…怖い…。
ササッとあたしを後ろに隠した虎君は動揺することなく前方の男達を見つめた。
「悪かった!!」
「…………」
「なぁ、本当に悪かった…。だから…」
なんで…謝罪…?