麗しのワイルド ビースト
もう1年も残されてない学生生活…。



あたしはやりたいことが見つかるんだろうか…。



今だに先のことなんか見えてこない。



どんな仕事に着きたいとか、将来設計なんか全く想像できないよ…。



「お前さ、うちで働く?」

「えっ!?それは虎君の会社ってこと?」

「ん。就職難だしぶっちゃけコネあんなら使っとけって時代じゃね?本社の受け付けとかさ、または俺の秘書とか?」



虎君の秘書…。



なんか虎君が言うとやたらエロく感じるのは気のせいでしょうか…。



でも秘書か…。



「秘書ってちょっと憧れる…」

「でもお前チビだからなぁ~…。俺の隣、様になんねぇからやめっか」

「ひどくない!?あたし秘書について調べるもん!!」



ちょっと興味出て来ちゃったよ~!!



そしたら虎君のそばにもいられるし!?



もしそうなったら幸せかも…。



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