麗しのワイルド ビースト
そのまま夜までいた皆様…。



虎君はゲームしながらひたすら英語で怒鳴ってた…。



そして今はふたりきり…。



「クレーム来たら困るから呼ばないで」

「いちばんうるせぇのは林檎だろ~」

「なんで!?」

「あんあん言っちゃってさ~。近所迷惑だっつーの」



あんたが出させるんでしょ…。



もう知らない…。



マンガを読み始めた虎君を無視してご飯を作った。



簡単にチャーハンだけど…。



「虎君、ご飯…」



寝てる…。



片手に雑誌をグシャッと掴んで…。



3つ開いたシャツのボタンがセクシーで…。



さ、触りたくなっちゃう…。



「と、虎君…?」

「っせんだよ…」

「ご飯…だよ…?」

「眠いっつってんだろ!!って…林檎か…」



今、超怖かったんですけど~…。



寝起きは危険みたいです…。



「味薄っ…」

「文句あるなら自分で作って…」

「マヨネーズ」

「はいはい…」



彼女の手料理は美味しそうに食べようよ…。



しかもマヨネーズ…。



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