麗しのワイルド ビースト
後ろから抱っこされてキッチンのカウンターに乗せられた。



うぅぅぅ~…。



虎君エロスイッチが絶対オン…。



そんなカッコイイ顔で見つめないでよ…。



「キスは?」

「し、しない…けど…」

「ダメダメ。俺、林檎不足だから」



鼻がくっつく距離…。



そのままの距離を保たれるとむず痒い…。



「して?」

「したら食べちゃうんでしょ?」

「もちろん。お前が近くにいるとめっちゃ盛る…」



もうダメ…。



しちゃう…。



自ら触れるだけのキスをした。



そのまま虎君のいつものキス…。



癖みたいに髪を撫でる手…。



虎君のチュー好きぃ…。



「我慢できね…」

「ここじゃダメだよ…」

「なんで?誰もいねぇよ?」

「帰ってくるかも…」

「全員海外」

「部屋行こ…」

「ダメ」



パクッと食べられた。



骨抜きぃ~…。



「腹減ったな」

「作るのバトンタッチ…」

「了解。服着とけよ~」



今日の虎君優しいなぁ…。


< 397 / 518 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop