麗しのワイルド ビースト
あぁ、ヤバイ…。



最近まともに顔見て話してなかったかも…。



超カワイイぞお前…。



「それじゃ聞こえねぇよ」



意地悪心が動き出した俺がそういうと、真っ赤な顔をバッと上げた。



そんなに恥ずかしいか!?



久しぶりに見たリンゴ色の顔…。



そして、チビから見上げられた時の上目使い…。



「虎っ…」



ぬぁぁぁ~~~!!



マジねぇよ!!



すっげぇカワイイ!!



食っていいか?



俺、我慢できる気がしない!!



「もっかい」

「虎…」

「あぁぁぁぁぁぁ!!超カワイイ!!」

「ぶっ!!」



カワイさ余ってついつい強い力で抱きしめた。



慌てて離すと顔面強打して鼻を押さえてる林檎。



涙目だし…。



「お前はそんなに俺を煽って楽しいのか?計画的だろ。お前が誘ったんだから拒否んなよ?」

「さ、誘ってないし煽ってもないよ!!で、ご褒美は?」

「あっ!!アレなんだ!?」

「えっ!?なに!?」



不意打ちでチューしてやった。



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