麗しのワイルド ビースト
京平が出てった後に林檎と風呂に入った。



風呂の中のシャンプーボトルにまでこだわっちゃった俺。



赤いボトル…。



林檎のイメージで作った部屋はやり過ぎた感たっぷり。



でもその真っ赤な部屋にいる林檎はやたらカワイイ。



長い髪を乾かしてやって、フワフワフリフリのパジャマに着替えた林檎はヤバイ。



ガキっぽいけどどこか大人。



テディベア抱っこしてそう…。



超ロリだな林檎…。



「なに見てんのぉ~…」

「ん?やっぱり赤に似合うな、って思ってた」

「なんなの虎君…。今日の虎君は口が滑りまくりだよ…」



ブツブツ言いながらソファーに座る俺の上に乗ってきた。



自分から乗っちゃうのかよ…。



また襲うぞ…。



「明日は虎君の部屋にお邪魔していい?」

「あっ、これ渡しとく」

「カギ?」

「俺どこにいるかわかんねぇから好きな時に来ていいし」



その顔っ!!



キュ~ンとしてる顔がもう…。



カワイくてカワイくて…。



「キスは?」

「あ~んっ!!」



く、食われた…。



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