麗しのワイルド ビースト
そんな俺の夜メシ…。
慌ててキレイにして駆け付けたホテル内のレストラン。
「すいません!!お待たせしてっ!!」
「いや、今来たとこだから」
パーティで会った日本のホテル王、西条さんが俺に会いに来た。
忙しすぎてすっかり忘れてた…。
「ずいぶん変わったね、雰囲気」
「相当改装しましたからね。赤字覚悟で」
「巻き返す自信はあるの?」
「そりゃあありますよ。じゃなきゃこんなに力入れないですから」
「好きだなぁ~、君の強気なとこ」
親父は潰してもいいと言った。
これは単なる社会勉強だと…。
でも俺はそんな感覚で人の上に立つつもりはない。
きっと親父は俺に負担をかけないように言ったんだろう。
「君を見込んでこれからも長い付き合いをしたくてね。君は敬遠されてるみたいだけど」
「若いからでしょうね。でも俺、経営に関わってから8年ですよ?」
「じゃあ10歳から?」
「アメリカのデカい車会社買収したの、12歳の俺ですから。表向きは父ですが」
「あははっ!!やっぱり君は最高だ!!」
認めてくれる人がいる。
俺、仕事も私生活も頑張る!!
慌ててキレイにして駆け付けたホテル内のレストラン。
「すいません!!お待たせしてっ!!」
「いや、今来たとこだから」
パーティで会った日本のホテル王、西条さんが俺に会いに来た。
忙しすぎてすっかり忘れてた…。
「ずいぶん変わったね、雰囲気」
「相当改装しましたからね。赤字覚悟で」
「巻き返す自信はあるの?」
「そりゃあありますよ。じゃなきゃこんなに力入れないですから」
「好きだなぁ~、君の強気なとこ」
親父は潰してもいいと言った。
これは単なる社会勉強だと…。
でも俺はそんな感覚で人の上に立つつもりはない。
きっと親父は俺に負担をかけないように言ったんだろう。
「君を見込んでこれからも長い付き合いをしたくてね。君は敬遠されてるみたいだけど」
「若いからでしょうね。でも俺、経営に関わってから8年ですよ?」
「じゃあ10歳から?」
「アメリカのデカい車会社買収したの、12歳の俺ですから。表向きは父ですが」
「あははっ!!やっぱり君は最高だ!!」
認めてくれる人がいる。
俺、仕事も私生活も頑張る!!