麗しのワイルド ビースト
そのままあたしも虎君にくっついて眠った。



次の日は早い時間の授業があって、早めに目覚めたらまだ隣には虎君がいた。



いゃん、ヨダレ垂れてる…。



超カワイイ寝顔は激写します。



「んっ…今なにした?」

「何も~。おはよ、朝だよ!!」

「やっぱお前の隣はよく寝れる…」



朝から嬉しすぎる一言をいただき、張り切って学校に行った。



絶対虎君を支えてあげるんだ!!



今は勉強が楽しくて仕方ない。



そばに置いといてくれるならなんでもしちゃう勢いだよ…。



「林檎チャン、あたしあの後、尾崎君ち行っちゃった…」

「へっ!?な、なんで!?」

「だってタイプだし…。体だけの関係ってナシだよね!?」

「う~ん…。あたしは虎君が初めてだからよくわかんない…」



リナチャンが尾崎先輩に食われた…。



遊び相手にするつもりなら許さないからね!!



『なんかあったら電話しろ』と、高校時代に聞いてた尾崎先輩の番号に電話をした。



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