麗しのワイルド ビースト
【虎之助】
林檎の親は俺達の結婚を望んでた。
実家に遊びにいく度、林檎のいないとこで『絶対貰ってやってね!?』と、念を押されてた。
だからいつ結婚してもいい状態だった。
俺の準備が整うまでとか思ってたけど、仕事が落ち着く気配もないのでいつになるかわからない。
だったら今でもいいんじゃねぇかと思った次第であります。
「社長、失礼します」
「なんだ~?」
「まとめた報告書と、ついでに結婚の報告も兼ねて」
「なにっ!?林檎チャンとか!?」
「他にいますかね?」
親父も休日出勤だったらしく、俺の話しを聞いてウルッとしてる。
そんなに嬉しいのかよ…。
「林檎チャンが娘か…」
「まぁ可愛がってやってください」
「当たり前じゃないか!!パパって呼ばせよ…」
呼ばせるかバカ。
ま、かなり円満結婚だな。
今日のパーティの前に林檎の両親に電話して、仕事が落ち着きそうな6月に結婚予定と勝手に伝えた。
林檎の親は俺達の結婚を望んでた。
実家に遊びにいく度、林檎のいないとこで『絶対貰ってやってね!?』と、念を押されてた。
だからいつ結婚してもいい状態だった。
俺の準備が整うまでとか思ってたけど、仕事が落ち着く気配もないのでいつになるかわからない。
だったら今でもいいんじゃねぇかと思った次第であります。
「社長、失礼します」
「なんだ~?」
「まとめた報告書と、ついでに結婚の報告も兼ねて」
「なにっ!?林檎チャンとか!?」
「他にいますかね?」
親父も休日出勤だったらしく、俺の話しを聞いてウルッとしてる。
そんなに嬉しいのかよ…。
「林檎チャンが娘か…」
「まぁ可愛がってやってください」
「当たり前じゃないか!!パパって呼ばせよ…」
呼ばせるかバカ。
ま、かなり円満結婚だな。
今日のパーティの前に林檎の両親に電話して、仕事が落ち着きそうな6月に結婚予定と勝手に伝えた。