実はホントは白雪姫は、『王子様』、だったのです!




それから、さらに奥に進むと、それはそれは可愛い小屋がありました





「か、可愛い・・・ね」




「あ、ありがとう!僕たちで作ったんだよぉー?」





こびとの一番年下の『ココ』が言った



『僕』そうは言っているが、実は女の子





遥と同じ性別のこびとだ





「さぁ、入って入って!」





そこに入ると、いいにおいが





「これ・・・ビーフシチュー?」




「あ、そうです!僕らで野菜もルーも作った、特別ビーフシチューです!」





今度は、ココと双子の男の子、『ろろ』が言った





「僕たち、ココロロなんだーー♪」





「そうなんだ?可愛い名前だね」





つい、幼い可愛い子を見て、いままで遥が味わってきた寂しさに安心が増えた
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