実はホントは白雪姫は、『王子様』、だったのです!



「・・・・・」




周りを見渡すと、なんとも生活感のある部屋




キッチンがあって、広すぎなく、狭すぎなく





温かみがあった





暖炉もあって、見ているだけで、温かい





「・・・いいな」




「?何か言いました?」




「いやいや!!何にもないよ」





少し、あこがれた遥であった










「・・・・・」



「・・・・・」





白雪姫は、どこかひとつに集中していた




どこを見ているのかは、まったく分からない視線




ぼぅっとしているんだろうな
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