実はホントは白雪姫は、『王子様』、だったのです!




一方、女王の城では...






「魔法の鏡ぃ?ワタクシが、一番・・・綺麗よねぇ?」






「んーーーー?どーかなぁ?もう50やろ?女王サン」






「あん?」






「一番綺麗なのは、・・・俺は







遥ちゃんと白雪クンじゃないかなーーと」







「なっ・・・!!よりによって・・・ナオミール王国の王子!?」






「やねぇーーー?」






ナオミール王国は、この女王の国よりはるかにデカい




つまり、そのデカい国の王子に、女王が手をだせるはずがなく




頭のいい関西の魔法の鏡はそう思いついたのであった






「女王様は、この世で一番、『美に努力』している人ですよ?」






にっこりと笑ったレオを見た女王は、またふらぁっと倒れたのであった...
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