PINK OF HERO

博士もまだ愚痴愚痴言いながら研究室に帰ってしまった。

「さて、あたしたちも寝よっか」

あたしはコップに残ったビールを飲み干すと、青木くんの方を見た。

「いや、

もうちょっと飲もうよ」


青木くんはあたしの肩に手を回して帰れないようにすると、隣の席に座った。


< 10 / 116 >

この作品をシェア

pagetop