びいだま
伝える
・・・・
「今日、楽しかったね~」
「ね~~・・・」
私とコマキはようやくスタッフのお仕事。
女子担当の後片付けをしながら、お互いの顔を見て笑った。
ユウと瑞貴は、タクシーまでマアコ姫をお見送り。
というか・・・ほぼ、強制、みたいな感じだったけどね。
「王子たちってさ~・・・・ほぼリアル執事、だよね。マアコの」
「アハハっ。それ、言えてるかも~」
「・・・・けど・・・マアコ、楽しそうで良かったね」
「うん」
本当に、今日のサプライズは、すごく幸せなものだった。
マアコと話ができて、一緒に笑えて、本当に良かった。