びいだま

キラキラと輝くそれが床に水色の影をつくりだす。



……何?



ユウは、その光の粒を大切そうに眺めると、眠るマアコの指先にそれを近づけた……

その瞬間。



「ユウッ!」


そう叫んで飛び込んだ瑞貴の姿に、ユウはこちらを振り返り、目を見開いた。
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